損害賠償額の基準

  一般的に保険会社から最初に提示される金額は、裁判所の基準額に比べて低額な場合が多いと言えます。
 例えば、6ヶ月間(180日)の入院の場合、賠償金(慰謝料)の基準額の目安は下記の通りです。

   自賠責の基準     756,000円
   任意保険の基準  1,255,000円
   裁判所の基準   2,440,000円

 損保会社の多くは、一般の人に損害賠償の知識がないのを良いことに、低額の提示をしてきます。
 弁護士が代理人になって交渉するだけで示談金額が増額されることも珍しくありません。

当事務所の解決事例

死亡ひき逃げ事件

 裁判をすることによって,金額が大きく増額した事案としてこのような事案もあります。青信号で横断歩道を渡っていたにもかかわらず,交差点に進入してきた車両にひかれて死亡し,なおかつ加害車両が現場から逃げてしまったという事案で,保険会社の損害金の提示額が,約4,200万円だったのに対し,裁判所の判決では,その倍以上の約9,200万円の損害が認められました。
 裁判の途中,裁判所から約8,300万円の和解の提案があったのですが,ご遺族の強い希望もあって,判決までもらった結果,最終的に裁判所に上記の金額を認めてもらうことができました。

傷害事件(後遺症有り)

 最終的に判決までには至りませんでしたが,裁判をしたことにより,やはり金額が大きく増額した事案としてこのような事案もあります。運転手の居眠り運転により,事故を起こし,同乗していた少女が,顔面その他に後遺症を負ったという事案で,保険会社の損害金の提示額が約1,200万円だったのに対し,裁判所の和解では約2,500万円の損害が認められました。
 顔面の傷の後遺症(醜状障害)の場合,将来の労働能力に与える影響が一般的には低いと考えられているため,逸失利益は,低く認定されがちですが,本件で裁判所が提示してきた和解案は,これまでの裁判例にとらわれず,醜状障害にしては,特別に高い労働能力喪失率を認めたものでした。また,入通院慰謝料も通常よりも増額し,さらに,加害者が主張していた好意同乗減額も認めませんでした。依頼者とご相談した結果,裁判所の和解案でご納得されたので,上記金額で和解しました。
 この事案のように,判決までいっても,裁判所の提示する和解案より増額が見込めそうにない場合,依頼者の方とご相談し,依頼者がご納得されれば判決まで至らず,和解で終了することもあります。

 損保会社からの損害賠償の提示額に不安を覚えたら、まずは弁護士にご相談ください。

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イオロイ
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