ストーカー行為

 「ストーカー行為」とは、同一の人に対し、「つきまとい等」を反復して行うことです。
 「つきまとい等」とは、特定の人に対する恋愛感情その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情をみたす目的で、当該特定の人又はその配偶者、直系若しくは同居の親族など、当該特定の人と社会生活において密接な関係を有する人に対し、次の行為を行うことです。


@つきまとい・待ち伏せ・住居などへの押し掛け行為等
A 監視していると告げる行為等
B 面会・交際などの要求行為等
C 著しく粗野又は乱暴な言動
D 無言電話、執拗な電話等
E 汚物などの送付等
F 名誉を害する事項を告げる行為等
G 性的羞恥心を害する事項を告げること等

ストーカー行為などへの防御手段(対処方法)としては、主に以下のようなものがあります。

(1)ストーカー規制法上の手段

@警察に「警告」を求める
 警察本部長等は,被害者から警告を求める旨の申し出を受けた場合,つきまとい等をする人がさらに反復してつきまとい等をするおそれがあると認めるときは,その人に対し,更に反復してつきまとい等を行ってはならないと警告することができます。

A警察に「禁止命令等」を求める
 都道府県公安委員会は,@の警告を受けた人が警告に従わずにつきまとい等を行った場合において,その人が更に反復してつきまとい等を行うおそれがあると認めるときは,その人に対して,更に反復してつきまとい等をしてはならない等の命令(「禁止命令等」)を出すことができます。

B「仮の命令」を求める
 警察本部長等は,@の警告を求める申出を受けた場合において,つきまとい等をする人がさらに反復してつきまとい等をするおそれがあり,かつ申出をした人の身体の安全等が害されることを防止するために緊急の必要があるときには,つきまとい行為等をする人に対して,聴聞又は弁解の機会を与えることなく,更に反復してつきまとい等をしてはならない旨の命令(「仮の命令」)を出すことができます。

C警察本部長等の援助を求める
 警察本部長等は,ストーカー行為等を受けている人から援助を受けたい旨の申し出があれば,自衛策等の教示・助言など必要な援助を行うこととなっています。

D罰則
㋐「ストーカー行為」をした場合は,6月以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられます。
㋑「禁止命令等」に違反して「ストーカー行為」をした者や「禁止命令等」に違反して「つきまとい等」をすることにより,「ストーカー行為」をした場合は,1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられます。
㋒「禁止命令等」に違反した場合は,50万円以下の罰金に処せられます。

(2)刑事告訴

 つきまとい等の行為やストーカー行為が脅迫罪や器物損害罪などの犯罪に至った場合,刑事告訴することもできます。また,上記のようにストーカー規制法上,罰則も定められているので,これらに該当する場合も刑事告訴ができます。なお,器物損壊罪やストーカー規制法の上記㋐は,親告罪(検察官が起訴するためには,告訴が必要な犯罪)なので,ご注意下さい。

(3)民事損害賠償の請求

 例えば,つきまとい等の行為やストーカー行為が脅迫や器物損壊など不法行為にあたる場合で,損害を被った場合は,損害賠償請求できます。

 ストーカー行為でお悩みの場合は、まずは弁護士にご相談ください。

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イオロイ
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